
経済安全保障担当相としても活躍する小野田紀美氏が、ガチのオタクとして注目を集めています。特に、彼女の「ヘタリア」での推しに関する話題や、かつてプロデューサーとして関わった「ヘタリア 羊でおやすみシリーズ」のCDへの深い関与は、ファンの間で(通称「事件」と呼ばれるほど)話題です。
彼女が単なるオタクというだけでなく、過去にはhoneybeeに所属し、スタスカ(Starry☆Sky)など乙女ゲーム関連の仕事もしていた経歴が知られています。さらに、**『刀剣乱舞』**の審神者(さにわ)であることや、好きなアニメについて熱く語る姿、過去のコスプレ経験まで、その多才ぶりが明らかになっています。
一方で、プライベートな結婚の話題や、政治家として二重国籍ではないかといった疑問を持つ人もいるようです。この記事では、小野田紀美氏のオタクとしての一面から、気になる経歴まで詳しく解説していきます。
- 小野田大臣とヘタリアの具体的な関わり
- 「ヘタ羊」CDの制作秘話
- オタクとしての他の活動(刀剣乱舞など)
- 二重国籍問題に関する経緯

小野田 紀美のヘタリアでの推しは?

ヘタリアCDの元プロデューサー
小野田紀美氏は、政治家になる以前、ゲーム・CD制作会社のアスガルドに勤務していた経歴を持っています。この会社で、彼女は「honeybee」というレーベルに所属していました。
この事実は、2023年に公開された自民党のYouTubeチャンネルでの対談企画で、漫画家の赤松健参議院議員を前に自ら明かしています。政治家としての姿からは想像しにくいかもしれませんが、当時は「ヘタリア」のシチュエーションCDの制作に深く関わっていたのです。
自ら企画を持ち込み実現
驚くべきことに、このコラボCD企画は小野田氏自身が企画書を作成し、出版社である幻冬舎に持ち込んで実現したものだと言われています。単なるスタッフとしてではなく、プロジェクトの中心人物として動いていたことが分かります。
シナリオも担当した「ヘタ羊」
小野田氏が手掛けたのは、「ヘタリア×羊でおやすみシリーズ」(通称:ヘタ羊)というシチュエーションCDです。これは、人気を博していた「羊でおやすみシリーズ」と「ヘタリア」がコラボレーションした作品です。
このシリーズで小野田氏は、プロデューサー兼シナリオライターとしてクレジットされています。企画立ち上げだけでなく、CDの根幹となるシナリオ執筆まで担当していたという事実に、多くのファンが衝撃を受けました。
豪華声優陣が参加した人気シリーズ
「ヘタ羊」シリーズは、2007年に第1弾が発売され、2011年まで続く人気シリーズとなりました。CD1枚につき2人のキャラクター(声優)が登場し、それぞれが200匹ずつ、合計400匹の羊を数え上げるという内容です。
参加した声優陣も非常に豪華で、石田彰さん、保志総一朗さん、浪川大輔さん、安元洋貴さん、宮野真守さん、中村悠一さんなど、当時の人気声優が多数起用されています。
「大臣がプロデュースしたCD」
小野田氏が2025年10月に初入閣した際、この経歴が再び脚光を浴び、「内閣にプロデューサーいるのアツい」「大臣がプロデュースしたCDというパワーワード」など、SNSで大きな反響を呼びました。
「箱推し」と公言する理由
「一番好きな漫画」として『ヘタリア』を挙げている小野田氏ですが、「好きなキャラ(推し)は誰か?」という質問に対しては、特定のキャラクター名を挙げていません。
彼女は「箱推し(特定の誰かではなく、作品全体・キャラクター全員を推すこと)」であると公言しています。
これには、彼女のプロデューサーとしての深いこだわりが関係しています。YouTubeの対談によれば、CDを制作する上で自分の好みを出してしまうと、作品に偏りが出てしまうことを懸念していたそうです。
プロデューサーとしての徹底した役作り
小野田氏は、「どのキャラも、愛してる人に向けて完璧にお出ししたい」という強い思いから、原作漫画を隅々まで読み込み、ミニゲームなども全てプレイしたと語っています。
そのように作品を徹底的に研究した結果、「自分が気づけてなかった魅力を見つけられた」とし、「“どのキャラも良い”」という結論に達したのです。まさにプロデューサー魂と言えます。
小野田 紀美 ヘタリア 推し以外の経歴

審神者でマスターという一面
小野田紀美氏のオタクとしての側面は、『ヘタリア』だけにとどまりません。彼女は自ら「腐女子歴が長すぎて“貴腐人”になった」と称するほどの筋金入りです。
特に有名なのが、以下のゲームへの傾倒です。
- 『刀剣乱舞』:審神者(さにわ)であることを公言しています。
- 『FGO (Fate/Grand Order)』:マスターでもある(プレイヤーである)ことを明かしています。
これら以外にも、過去にコミケでサークル参加し、『幻想水滸伝』の同人誌を出したり、コスプレをしたりした経験もあるそうです。
その他に名前が挙がった作品群
『アンジェリーク』、『ペルソナ』、『マクロスF』、『キルラキル』、さらにはBL系作品まで、非常に幅広いジャンルを網羅していることが伺えます。
これだけ多くの作品に精通しているからこそ、クールジャパン戦略担当大臣としての活躍にも期待が寄せられています。
小野田きみは二重国籍ですか?
政治家としての側面で、「小野田きみは二重国籍ですか?」という疑問を持つ人も少なくありません。この点について、経緯を整理します。
結論から言えば、過去に二重国籍の状態であった時期はありますが、現在は解消されています。
経緯のまとめ
小野田氏は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴで、アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれました。このため、出生時は日本とアメリカの二重国籍でした。
- 2016年 参院選立候補時
立候補にあたり、日本国籍の選択とアメリカ国籍の放棄手続きを日本国内で行いました。 - 2016年10月 公表と謝罪
参議院議員当選後、アメリカ側での国籍放棄手続きが完了しておらず、二重国籍状態にあることを自ら公式Facebookで公表し、謝罪しました。 - 2017年5月 解消
アメリカ政府から「アメリカ国籍喪失証明書」が届き、法的な手続きが全て完了したことを自身のSNSで報告しています。
知識不足による手続きの遅れ
小野田氏本人は、日本国内での手続き(国籍選択宣言)を行えば完了すると思っていたようで、米国側の手続きが必要であることを認識していなかったための遅れであったと説明しています。
まとめ:小野田 紀美のヘタリアでの推しは?

この記事では、小野田紀美大臣とヘタリアの推しに関する情報、そして彼女の多彩な経歴について詳しく見てきました。最後に、記事の要点をリストでまとめます。
- 小野田紀美氏は経済安全保障担当相などを務める現職の大臣である
- 同時に「貴腐人」を自称するほどのガチのオタクとして知られる
- 過去にゲーム・CD制作会社アスガルドに勤務していた
- 当時は「honeybee」レーベルに所属していた
- 小野田氏がヘタリアの推しを公言していないのには理由がある
- 特定の推しを作らず「箱推し」と公言している
- 理由はCD制作者として作品に偏りが出ないようにするため
- 人気シチュエーションCD「ヘタリア×羊でおやすみシリーズ」を手掛けた
- このCDではプロデューサー兼シナリオライターを担当した
- 企画書を自ら出版社に持ち込みコラボを実現させた
- ヘタリア以外では刀剣乱舞の審神者である
- FGOのマスターでもある
- 過去に幻想水滸伝の同人誌制作やコスプレ経験もある
- 二重国籍問題については過去に指摘されたが現在は解消済みである
- 2017年にアメリカ国籍喪失証明書を取得し公表している
記事内容から想定されるQ&A
Q1: 小野田紀美さんの「ヘタリア」の推しキャラクターは誰ですか?
A1: 特定の推しは公言していません。CD制作時に偏りが出ないよう「箱推し」になったと語っています。
Q2: 小野田紀美さんは「ヘタリア」にどう関わっていたのですか?
A2: 政治家になる前、「ヘタリア×羊でおやすみシリーズ」というCDでプロデューサー兼シナリオライターを務めていました。
Q3: 小野田紀美さんは昔、どこの会社で働いていたのですか?
A3: ゲーム・CD制作会社のアスガルドに勤務し、「honeybee」というレーベルに所属していたとされています。
Q4: 小野田紀美さんは「刀剣乱舞」もプレイしているのですか?
A4: はい。「審神者(さにわ)」であることを公言しており、『FGO』のマスターでもあるそうです。
Q5: 小野田紀美さんにコスプレ経験はありますか?
A5: はい。過去にコミケでサークル参加し、『幻想水滸伝』の同人誌を出しコスプレもしていたと明かしています。
Q6: 小野田紀美さんはなぜ「貴腐人」と呼ばれているのですか?
A6: ご自身で「腐女子歴が長すぎて“貴腐人”になった」と称するほど、筋金入りのオタクであるためです。
Q7: 小野田紀美さんの二重国籍問題はどうなりましたか?
A7: 過去に二重国籍だった時期はありますが、2017年にアメリカ国籍の喪失手続きが完了し、現在は解消されています。
Q8: 記事に出てくる「ヘタ羊」とは何のことですか?
A8: 小野田紀美さんが手掛けた「ヘタリア×羊でおやすみシリーズ」というシチュエーションCDの通称です。
Q9: 小野田紀美さんは『FGO』もプレイしているのですか? A9: はい。『刀剣乱舞』の審神者であると同時に、『FGO』のマスターでもあると公言しています。
Q10: 小野田紀美さんが「箱推し」と公言する理由はなんですか?
A10: CD制作時、特定のキャラを贔屓「ひいき」して作品に偏りが出ることを懸念し、全キャラを研究した結果、全員が好きになったためです。









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