
連日メディアを賑わせる「万博おばあちゃん」。その情熱的な活動の裏で、「万博おばあちゃんの収入源は何?」「本当は金持ちなの?」といった疑問を持つ方は少なくありません。
山田外美代さんとは何者で、万博に毎日通うといくらかかりますか?といった費用に関する関心も高まっています。また、万博おばあちゃんは何をしている人なのか、その年齢や夫、息子といった家族のサポート、さらには自宅の様子や横入りの噂まで、気になる点は多岐にわたります。
この記事では、多くの人が知りたい万博おばあちゃんのお金事情と収入の謎を徹底的に解明し、彼女の驚異的な活動を支える経済的背景に迫ります。
- 万博おばあちゃんの詳しいプロフィールと活動内容
- 万博皆勤のためにかかる具体的な費用とその内訳
- 主な収入源である年金や貯金といった経済基盤
- 彼女の活動を支える家族の強力なサポート体制

万博おばあちゃんの収入源の前に知るべきこと

- そもそも山田外美代とは何者ですか?
- 万博おばあちゃんは何をしている人?
- なぜ有名?山田外美代とは何者ですか?
- 現在の職業や広報大使としての活動
- 活動を支える家族のサポート体制
そもそも山田外美代とは何者ですか?
「万博おばあちゃん」として広く知られる彼女の本名は、山田外美代(やまだ とみよ)さんです。1949年生まれで、2025年時点での年齢は76歳になります。石川県で生まれ、5歳から愛知県瀬戸市で育ちました。
彼女が「万博おばあちゃん」と呼ばれるようになったのは、2005年に開催された「愛・地球博(愛知万博)」がきっかけです。当初は数日だけ訪れる予定でしたが、万博の魅力に深く引き込まれ、会期中185日間、一日も休まずに通い続けたことで、多くのメディアに取り上げられ一躍有名人となりました。その圧倒的な情熱と行動力が、多くの人々に感銘を与えています。
山田外美代:ウィキペディア
豆知識:万博おばあちゃんのはじまり
山田さんが万博に毎日通うようになったのは、元々病気がちだった体調が、会場を歩くうちに改善していったことも理由の一つとされています。「万博はリハビリ」と語る彼女にとって、万博は健康の源でもあるのです。
万博おばあちゃんは何をしている人?
多くの方が「万博に毎日行くなんて、どんな仕事をしているのだろう?」と疑問に思うかもしれませんが、山田外美代さんは現在、特定の職業には就いておらず、いわゆる「無職」です。
過去には仕事をされていた時期もあったようですが、基本的には主婦として家庭を支えてこられました。現在の彼女の活動の中心は、まさに「万博へ通うこと」そのものと言えるでしょう。言ってしまえば、万博を愛し、その魅力を体現することが彼女のライフワークになっているのです。
なぜ有名?山田外美代とは何者ですか?
前述の通り、山田さんの名が全国に知れ渡った直接のきっかけは、2005年の愛知万博での185日間皆勤達成です。しかし、彼女の伝説はそこで終わりませんでした。
その後、2010年の上海万博でも現地にアパートを借りて184日間通い続け、中国のメディアから「世博奶奶(万博おばあさんの意味)」と呼ばれ、絶大な人気を博しました。当時の温家宝首相(現職ではない)が閉幕式のスピーチで彼女に言及し、直筆の礼状が届いたというエピソードは、彼女の存在がいかに特別であるかを物語っています。
このように、一つの万博に留まらず、世界中の万博へ情熱を注ぎ続ける姿勢が、彼女を「万博の生きる伝説」として有名にしました。
Yahoo!ニュース:大阪に部屋を借り184日間の皆勤賞達成
現在の職業や広報大使としての活動
山田さんは現在、定職には就いていませんが、その知名度と万博への貢献から、いくつかの名誉ある役職を担っています。これが、現在の彼女の「仕事」と言えるかもしれません。
例えば、2025年の大阪・関西万博では、会場がある大阪市此花区の公式広報大使に就任しました。区の公式サイトなどを通じて、自身の経験を交えながら万博の魅力を発信する役割を担っています。このような活動は、彼女にとって収入を得るためのものではなく、あくまでボランティア精神に基づいた貢献活動が中心です。
その他の主な活動実績
広報大使の他にも、山田さんは以下のような注目すべき活動を経験されています。
- 2020年東京オリンピックの聖火ランナー(2021年実施)
- 韓国・五松市の化粧品博覧会で名誉広報大使に任命
- 日中観光大使としての活動実績
これらの活動からも、彼女が単なる万博ファンではなく、国際的な文化交流に貢献する人物として認められていることが分かります。
活動を支える家族のサポート体制
山田さんの驚異的な活動は、彼女一人の力だけで成り立っているわけではありません。その裏には、夫の鐘敏さんと息子・和弘さんによる強力な家族のサポートが存在します。
特に、教員である息子の和弘さんは、大阪・関西万博の期間中、仕事を長期休職して母親のサポートに専念されているそうです。パビリオン巡りの計画を一緒に立てたり、体調を管理したりと、まさに二人三脚で万博に挑んでいます。
ご家族も一緒に万博への情熱を共有し、サポートされているのですね。大阪への移住も家族全員で決断されたそうで、その絆の深さがうかがえます。
このように、家族の深い理解と協力があってこそ、「万博おばあちゃん」の挑戦は続いているのです。
万博おばあちゃんの収入を支える費用内訳

- 大阪万博での費用はいくらですか?
- 海外も!万博おばあちゃんの費用はいくらですか?
- 日々の交通費は万博に毎日通うといくらかかる?
- チケット代は万博に毎日通うといくらかかる?
- 年金と貯金が経済的な基盤
大阪万博での費用はいくらですか?
「万博おばあちゃんは金持ちではないか」という噂が立つ大きな理由が、その莫大な出費です。報道によると、今回の大阪・関西万博のために山田さんが準備した費用は、総額で約300万円に上るとされています。
この金額には、万博期間中の生活拠点として借りた大阪市住之江区の住居への引っ越し費用や家賃、生活費、そしてチケット代などが含まれています。一つのイベントのためにこれだけの投資ができるのは、並大抵のことではありません。
項目 | 金額(推定) | 備考 |
---|---|---|
チケット代 | 約80万円 | 家族3人分の通期パスおよび追加チケット代 |
住居関連費 | 約110万円~ | 愛知県からの引越し代、1年間の家賃など |
交流用グッズ制作費 | 約3~5万円 | 来場者に配る手作り缶バッジ500個など |
生活費・雑費 | 約100万円~ | 食費、交通費、グッズ購入費など |
合計 | 約300万円 | あくまで報道に基づく推定値 |
この表からも分かるように、特にチケット代と住居費が大きな割合を占めています。
海外も!万博おばあちゃんの費用はいくらですか?
山田さんの万博にかける費用は、国内に限りません。2010年の上海万博や2012年の麗水万博(韓国)では、現地にマンションやアパートを借りて滞在し、毎日会場へ通った実績があります。
海外での長期滞在となると、航空券やビザ取得費用、現地での生活費など、国内とは比較にならないほどの費用がかかります。具体的な総額は公表されていませんが、上海万博の際には1000万円を貯めて挑んだという情報もあり、その経済的な負担は相当なものだと推測されます。これらの費用も、後述する年金や貯金から捻出されているようです。
日々の交通費は万博に毎日通うといくらかかる?
毎日通うとなると、交通費も気になるところです。しかし、この点において山田さんは非常に計画的です。
今回の大阪・関西万博では、会場となる夢洲(ゆめしま)まで地下鉄で約10分という好立地の大阪市住之江区に住居を構えました。これにより、日々の交通費は最小限に抑えられています。過去の海外万博でも会場近くに住むスタイルを徹底しており、これは時間と費用の両方を節約するための、彼女ならではの知恵と言えるでしょう。
チケット代は万博に毎日通うといくらかかる?
大阪・関西万博の「通期パス」は大人一人30,000円です。しかし、山田さん一家がチケット代だけで約80万円も費やしたのには理由があります。
通期パスだけでは「皆勤」は難しい?
当初、通期パスには「入場は午前11時以降」という制限や、一度に予約できるのが3回までといった制約がありました。開園時間から満喫し、かつ会期中毎日入場するためには、通期パスだけでは不十分だったのです。そのため、山田さん一家は朝から入場できる1日券などを追加で多数購入する必要がありました。
「毎日、開園から閉園まで楽しみたい」という彼女の強いこだわりが、この莫大なチケット費用に繋がっているのです。まさに情熱の大きさを物語る数字と言えます。
年金と貯金が経済的な基盤
ここまでの話を聞くと、やはり「特別な収入があるのでは?」と考えてしまいますが、山田さんの経済基盤は非常に堅実なものです。
彼女の主な収入源は、国民年金や厚生年金といった公的年金です。そして、万博活動の費用の大部分は、現役時代からコツコツと長年にわたって貯めてきた貯金によって賄われています。
決して「金持ち」だから万博に通えるわけではなく、「万博に行く」という明確な目標のために、日々の生活で節約を重ね、計画的にお金を貯めてきた努力の結果なのです。そのライフスタイルは、私たちにとっても学ぶべき点が多いかもしれません。
まとめ:万博おばあちゃんの収入源

この記事では、万博おばあちゃんこと山田外美代さんの収入源や活動費用について詳しく解説しました。最後に、記事の要点をリストでまとめます。
- 万博おばあちゃんの名前は山田外美代さん
- 2025年時点の年齢は76歳
- 現在の職業は無職で特定の仕事には就いていない
- 収入源は主に年金と長年の貯金
- 金持ちというよりは目標のために節約と貯蓄を重ねてきた努力家
- 大阪万博には約300万円の費用をかけている
- 費用には大阪への引越し代や家族分のチケット代が含まれる
- チケット代だけで約80万円を支出
- 皆勤を目指すため通期パス以外のチケットも購入
- 上海万博など海外でも現地に住居を借りて皆勤を達成
- 活動は夫と息子の強力なサポートによって支えられている
- 息子は仕事を休職して母親のサポートに専念
- 大阪市此花区の万博広報大使など名誉職も務める
- 愛知万博で185日間皆勤したことから有名になった
- 彼女の情熱と行動力が多くの人に感動を与えている
万博おばあちゃんの活動は、莫大な費用以上に、それを実現させるための強い意志と計画性、そして家族の支えによって成り立っていることが分かります。
記事内容から想定されるQ&A
Q1. 万博おばあちゃんの収入源は何ですか?
A1. 主な収入源は年金です。長年の貯蓄と日々の節約で、万博に通う費用を捻出されています。
Q2. 山田外美代さんは、現在どんなお仕事をされていますか?
A2. 特定の職業には就いておらず無職です。大阪市此花区の万博広報大使などを務めています。
Q3. 大阪・関西万博のために、どのくらいの費用を使いましたか?
A3. 大阪への引越し費用やチケット代などを含め、総額で約300万円を準備されたそうです。
Q4. 山田外美代さんは本当にお金持ちなのですか?
A4. 裕福というより、万博という目標のために長年節約と貯金を続けてこられた努力家です。
Q5. 「万博おばあちゃん」こと山田外美代さんは何歳ですか?
A5. 1949年生まれで、2025年時点では76歳です。その情熱は年齢を感じさせません。
Q6. なぜ「万博おばあちゃん」と呼ばれるようになったのですか?
A6. 2005年の愛知万博で、185日間一日も休まずに通い続けたことがきっかけで有名になりました。
Q7. ご家族は山田外美代さんの活動を応援しているのですか?
A7. はい。特に息子さんは仕事を長期休職し、万博期間中のサポートに専念されているそうです。
Q8. チケット代だけで80万円もかかったのはなぜですか?
A8. 通期パスの入場時間制限のため、朝から入れる1日券などを家族分追加で購入したからです。
Q9. 海外の万博にも行かれているのですか?
A9. はい。上海万博などの際には現地に住居を借り、毎日通い詰めるほどの情熱家です。
Q10. 山田外美代さんの本名は何ですか?
A10. 本名は山田外美代(やまだ とみよ)さんです。
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