
最近、『ラヴィット!』や『アメトーーク!』などで、ひときわ目を引く筋肉を持つ芸人さんを見かけることが増えませんでしたか?

吉本興業の「青木マッチョ」さんです。
彼の急な露出の多さに、「青木マッチョって誰?」「もしかして事務所のゴリ押しかも?」と感じている人も多いようです。
確かに、元消防士という異色の経歴や、コンビ「かけおち」としての活動、さらにはマヂカルラブリーの野田クリスタルさんとの関係など、
気になるポイントがたくさんありますよね。私も彼の強烈なキャラクターが気になって、その背景を調べてみました。
この記事では、青木マッチョさんが「ゴリ押し」と検索されてしまう理由や、
彼の持つ本当の実力について、一緒に見ていきたいと思います。
- 「ゴリ押し」と検索されるテレビ露出の背景
- 元消防士という異色の経歴
- 野田クリスタルさんとの関係性
- 筋肉とピアノという意外なギャップ
「青木マッチョ ゴリ押し」疑惑が浮上した背景
まず、なぜ私たちが青木マッチョさんを見て「ゴリ押しされてる?」と感じてしまうのか、
その具体的な理由や背景を探ってみたいと思います。
『ラヴィット』や『アメトーーク』への露出
「ゴリ押し」疑惑の直接的なきっかけは、
やはり2024年から2025年にかけての主要なバラエティ番組への出演が集中したことかなと思います。
特に印象的なのが、この2つですね。
- 『アメトーーク!』:「筋トレ芸人」の回(2025年10月)に出演。
- 『ラヴィット!』:「ニューヨーク不動産 青木マッチョ編」として引っ越し企画が特集。
単なるゲスト出演ならまだしも、『アメトーーク!』では「専門枠(筋トレ芸人)」として、なかやまきんに君や野田クリスタルさんらと同じ系譜として扱われ、『ラヴィット!』では「企画の主役」として特集されました。
これだけ立て続けに人気番組で良いポジションで出演しているのを見ると、「これは事務所がプッシュしてるな=ゴリ押しだな」と感じてしまうのも無理はないかもしれません。
元消防士という異色の経歴

彼のキャラクターを際立たせているのが、「元消防士」という異色の経歴です。
青木マッチョさん(本名:青木陽平さん)は、高校卒業後に消防士として6年間も勤務していたそうです。
その「元公務員」という安定した職業を捨てて、芸人の世界に飛び込んだというストーリーは、
それ自体が強いフックになりますよね。
ちなみに、消防士を辞めた理由の一つが、その「筋肉」にあったというから驚きです。
消防士時代、鍛え抜いた肉体が(おそらく制服などで)邪魔になったり、
上司から「体が大きいのに声が小さい」と怒られ続けたりしたことに嫌気が差した、とも言われています。
皮肉なことに、当時はマイナスだった「筋肉」と「声の小ささ」が、
今では芸人としての最大の武器(ギャップ)になっているわけですね。
野田クリスタルとの関係性

彼の露出増の背景として、よく噂されるのがマヂカルラブリー・野田クリスタルさんとの関係です。
青木マッチョさんは、野田クリスタルさんが発案したパーソナルジム「クリスタルジム」のトレーナーとしても活動しています。
「クリスタルジム」は、吉本興業が進める「筋肉芸人」の拠点のような場所です。
そのため、視聴者からは「野田クリスタルの流れで、ジムの後輩である青木マッチョがセットで
『ゴリ押し』されているのでは?」という推測が生まれやすくなっています。
確かに、野田さんが開拓した「筋肉芸人」の枠に、彼がうまくハマったという側面は間違いなくありそうですね。
コンビ「かけおち」での活動

青木 マッチョさん 赤木 細マッチョさん
青木マッチョさんは、ピン芸人ではなく、「かけおち」というお笑いコンビで活動しています。
彼は東京NSC27期生で、2022年4月にコンビを結成しました。
最近は青木マッチョさん個人の「筋肉」に注目が集まりがちですが、
彼には「かけおち」というホームグラウンドがあるわけです。
相方さんとのやり取りの中で見せる彼の姿も、また違った魅力があるのかもしれません。
「青木マッチョ ゴリ押し」説の真相と実力
「ゴリ押し」という言葉には、どうしても「実力が伴わないのに」というニュアンスが含まれがちです。
では、青木マッチョさんの「マッチョ」は、本当にテレビに通用する「本物」の実力なのでしょうか。
デッドリフト260kgの圧倒的筋肉

結論から言うと、彼の筋肉は「本物」どころか、アスリートレベルでした。
テレビ用の急ごしらえの筋肉ではまったくなく、筋トレ歴はなんと中学1年(12歳)から。
その動機が「不良に絡まれるのが嫌で、見た目を大きくして平和な世界を目指したかった」というのも彼らしいですよね。
その実力を示す数値がこちらです。
- 身長/体重:180cm / 90kg
- デッドリフト:260kg
- ベンチプレス:185kg
- 腕周り:最大48.5cm(芸人になる前)
デッドリフト260kgというのは、一般人ではまず到達できない領域です。
並大抵のトレーニングでは身につかない、
十数年の積み重ねがあるからこその「実力」と言えます。
「ゴリ押し」という言葉は、この圧倒的なフィジカルの前では少し霞んでしまうかもしれません。
ピアノ演奏という意外なギャップ

彼の武器は、その圧倒的な筋肉だけではありません。彼には、強烈な「ギャップ」があります。
なんと、彼は「ピアノ講師の資格」も所持しており、ピアノやドラム、さらにはカリンバといった楽器演奏が特技なんです。
特にカリンバ(親指ピアノとも呼ばれるヒーリング楽器)は、
消防士時代のストレスを癒すために始めたそうで、歴6年にもなるそうです。
「デッドリフト260kgの超マッチョ(強面)なのに、声が小さく、ヒーリング楽器を奏でる」
この強烈すぎるギャップこそが、他の筋肉芸人にはない、
青木マッチョさんだけの希少価値であり、タレントとしての最大の武器なのだと思います。
「青木マッチョ ゴリ押し」疑惑の結論
さて、「青木マッチョ ゴリ押し」という疑惑について、ここまで情報を整理してきました。
結論として、彼の近年の露出増は、吉本興業による単なる「ゴリ押し」とは言えない、と私は思います。
もちろん、事務所のプッシュがあったことは事実でしょう。しかし、それは「実力や個性が伴わないタレント」へのものではありませんでした。
「青木マッチョ ゴリ押し」の真相は、
- 元消防士、デッドリフト260kgという「圧倒的な個性(筋肉)」
- 声が小さく、ピアノやカリンバを奏でる「強烈なギャップ(内面)」
- 野田クリスタルさんが開拓した「時代の需要(筋肉芸人枠)」
これら3つの要因が奇跡的に合致した結果としての、「必然的な抜擢」だったのではないでしょうか。
彼の持つ「本物」の筋肉と、誰も傷つけない「ギャップ」の魅力が、今のテレビの需要と完璧にフィットした。それが、私たちが彼をよく目にするようになった理由だと感じます。











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