【真相】赤松健の漫画家引退説？政治家として活躍中の現在と新作！

2025年8月14日

スーツとネクタイを着用し、メガネをかけた男性のバストアップ画像です。口元には微笑みを浮かべています。 — https://mainichi.jp/premier/politics/%E8%B5%A4%E6%9D%BE%E5%81%A5/

人気漫画『ラブひな』や『魔法先生ネギま!』の作者は誰かと聞かれれば、多くの人が赤松健先生の名前を挙げるでしょう。長年、第一線で活躍してきた漫画家である赤松先生ですが、現在では漫画と政治という異色の世界で活動しており、その動向に注目が集まっています。
近年、夏コミ不参加が続き、その欠席理由が公務であることから、「赤松健は漫画家を引退したのではないか」という噂が囁かれるようになりました。
ファンの間では、結婚はいつしたのか、噂される釣り好きの嫁の真相、現在何歳で、どのような作品を手掛けてきたのか、そして漫画の新作の予定はあるのかといった、様々な疑問が交錯しています。
セーラームーンの同人活動からキャリアをスタートさせ、漫画図書館という画期的なサービスを立ち上げた功績も持つ赤松先生。この記事では、赤松健先生の漫画家引退説の真相から、現在の活動、そしてプライベートに関する情報まで、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。

この記事でわかること

赤松健先生の漫画家としての経歴と現在の活動
漫画家引退説が浮上した具体的な理由
今後の漫画の新作に関する最新情報
プライベートに関する様々な噂の真相

赤松健の漫画家引退説と現在の活動

「ねぎま」の作者は誰？経歴を紹介
赤松健は何歳？現在の多岐にわたる活動
漫画家としての代表的な作品の数々
同人活動の原点はセーラームーン
赤松健の結婚はいつ？嫁は釣り師？

「ねぎま」の作者は誰？経歴を紹介

机に向かって座り、マンガ原稿にペン入れをしている若い男性の様子。まわりには画材やマンガの単行本、カップ麺などが散乱しています。

『魔法先生ネギま!』や『ラブひな』といった大ヒット作を生み出した作者は、漫画家の赤松健（あかまつけん）先生です。これらの作品で、90年代後半から2000年代のラブコメ漫画シーンを牽引してきた存在として知られています。

赤松先生は1968年7月5日、愛知県名古屋市に生まれました。幼少期は農林水産省の官僚であった父の転勤に伴い、山形県や熊本県など各地を転々とします。高校時代にはマイコン部に所属し、PC-8801向けのアクションRPG『PALADIN』を制作・発売するという、当時としては異色の経歴を持っています。

その後、中央大学文学部に進学し、在学中に漫画研究会やアニメーション研究会で創作活動に没頭しました。そして1993年、『ひと夏のKIDSゲーム』で第50回週刊少年マガジン新人漫画賞の審査員特別賞を受賞し、本格的に漫画家としての道を歩み始めることになります。

赤松健ウィキペディア：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%9D%BE%E5%81%A5

デビュー前の意外な才能

赤松先生が高校時代に制作したゲーム『PALADIN』は、ボーステック社から発売された本格的なアクションRPGでした。漫画家デビュー前から、物語とシステムを構築するクリエイターとしての才能を発揮していたことがうかがえます。

赤松健は何歳？現在の多岐にわたる活動

赤松健先生は1968年7月5日生まれで、2025年現在の年齢は57歳です。漫画家として長年活動してきましたが、現在の活動はそれだけにとどまりません。

2022年7月の第26回参議院議員通常選挙に自由民主党から立候補し、漫画家として史上初の国会議員となりました。選挙では比例区で全候補者中トップの52万票以上を獲得し、大きな注目を集めました。2024年11月には、第2次石破内閣で文部科学大臣政務官兼復興大臣政務官に就任しています。

もちろん、創作活動に関連する役職も続けています。自身が設立した株式会社Jコミックテラスの取締役会長や、日本漫画家協会の常務理事を務めるなど、漫画界の発展にも尽力しています。このように、現在の赤松先生は漫画家、実業家、そして政治家という複数の顔を持つ、非常に多忙な日々を送っているのです。

漫画家としての代表的な作品の数々

マンガの単行本が複数並んだ書棚の様子。表紙にはアニメ風のキャラクターが描かれており、いくつかのタイトルが見られます。

赤松先生は、数々のヒット作を世に送り出してきました。その作品は国内だけでなく海外でも絶大な人気を誇り、コミックスの累計発行部数は全世界で5000万部を超えています。

主に『週刊少年マガジン』で連載され、いずれもアニメ化などのメディアミックスが展開されました。特に、美少女キャラクターが多数登場するラブコメディ作品でその才能をいかんなく発揮しています。ここでは、その代表的な作品をいくつか紹介します。

作品名	連載期間	主な内容
A・Iが止まらない!	1994年 – 1997年	主人公が作った美少女AIプログラムとの生活を描くSFラブコメディ。赤松先生の初期の代表作です。
ラブひな	1998年 – 2001年	男子禁制の女子寮「ひなた荘」の管理人になった主人公のドタバタな日常を描く物語。第25回講談社漫画賞少年部門を受賞しました。
魔法先生ネギま!	2003年 – 2012年	魔法使いの少年が女子中学校の教師となり、生徒たちと共に成長していく学園ファンタジー。後にバトル要素が強まりました。
UQ HOLDER!	2013年 – 2022年	『魔法先生ネギま!』の未来を舞台にした物語。不死者たちの戦いを描き、壮大なスケールで完結しました。

これらの作品は、緻密な設定と魅力的なキャラクター造形が特徴ですね。特に『ラブひな』は、後の「ハーレムもの」と呼ばれるジャンルの発展に大きな影響を与えました。

同人活動の原点はセーラームーン

赤松先生の創作活動のルーツを語る上で、同人活動は欠かせない要素です。実は、赤松先生が本格的に同人誌を描き始めたきっかけは、社会現象にもなったアニメ『美少女戦士セーラームーン』でした。

当時大学2年生だった赤松先生は、この作品に触発されて同人活動を開始します。プロとしてデビューした後も、『Level-X』というサークル名でコミックマーケットに参加し続けていました。プロの漫画家が自身の作品の二次創作を歓迎するスタンスは当時珍しく、ファンとの交流を大切にする姿勢がうかがえます。

言ってしまえば、この経験が、後に述べる二次創作を公式に許可する意思表示「同人マーク」の発案に繋がったと考えられます。クリエイターとファンの双方の立場を理解しているからこそ、生まれたアイデアだと言えるでしょう。

赤松健の結婚はいつ？嫁は釣り師？

晴れた海の上で、釣りを楽しんでいる中年の男性と若い女性。二人は笑顔でこちらを見ています。

赤松先生のプライベートについて、結婚はいつしたのか、また「嫁が釣り師」という噂について関心を持つ方もいるようです。

まず、赤松先生は2002年7月13日に結婚されています。お相手は、元コスプレイヤーで現在はカラーリストや実業家として活動されている赤松佳音（あかまつかのん）さんです。夫婦の間には二人の娘さんがおり、二児の父でもあります。

一方で、「嫁が釣り師」という噂は完全な誤解です。これは、同姓同名の「釣り師の赤松健さん」が存在することから生じた混同だと考えられます。Wikipediaにも「釣り師の『赤松健』あるいはサッカー選手の『赤松謙』とは別人です」と明記されており、漫画家の赤松先生とは全くの別人になります。

情報の混同に注意

インターネット上では、同姓同名の別人の情報が混ざってしまうことがあります。赤松先生の場合、「釣り師」や「サッカー選手」との混同が見られますが、それぞれ異なる人物ですので注意が必要です。

赤松健の漫画家引退が噂される理由

漫画と政治を結びつけた活動内容
夏コミ不参加が引退説に繋がった？
大臣政務官就任という欠席理由
UQ HOLDER!完結後の漫画の新作は？
Jコミ設立と漫画図書館の功績
総括：赤松健の漫画家引退は事実か

漫画と政治を結びつけた活動内容

多くの聴衆の前で、マイクを持って演説しているスーツ姿の男性。背後にはマンガ風のイラストが描かれた幕が掲げられています。

赤松先生の漫画家引退説が浮上した最大の理由は、政治家へ転身したことでしょう。しかし、彼の政治活動は突然始まったものではありません。実は、漫画家時代から創作物の「表現の自由」を守るためのロビー活動を精力的に行っていました。

例えば、2010年の東京都青少年健全育成条例の改正案（いわゆる非実在青少年問題）や、著作権侵害の非親告罪化が議論された際には、創作物への規制に反対の声を上げ、業界の意見を政治の場に届ける活動をしていました。ちばてつや先生や松本零士先生といった大御所漫画家と共に議員会館を訪れ、法改正への懸念を直接訴えたこともあります。

このような活動を経て、「現場のクリエイターの声を国政に届ける」という強い意志のもと、2022年に参議院議員選挙への立候補を決意します。
漫画と政治という、一見すると無関係に見える二つの世界を結びつけたのは、表現の自由を守りたいという一貫した信念があったからなのです。

夏コミ不参加が引退説に繋がった？

赤松先生は、プロの漫画家でありながら長年コミックマーケット（コミケ）にサークル参加を続けてきました。そのため、ファンにとってはコミケが先生と交流できる貴重な機会でした。しかし、国会議員に当選して以降、夏コミ不参加が続いたことが、引退説に拍車をかけた一因と考えられます。

特に、議員活動と創作活動の両立を公言していただけに、ファンの間では「やはり政治家として忙しく、漫画を描く時間がなくなったのではないか」「もう創作活動への意欲を失ってしまったのではないか」といった憶測が広がりました。

コミケは赤松先生にとって、最新の絵柄やファンの熱気を吸収する重要な場所でした。その大切な場所に参加しないという選択が、ファンに「引退」を連想させる大きな要因となったようです。

大臣政務官就任という欠席理由

では、夏コミ不参加の本当の欠席理由は何だったのでしょうか。赤松先生は自身のSNSで、その理由を明確に説明しています。それは、「大臣政務官」という公職に就いたことが関係しています。

国家公務員は、営利企業の役員を兼ねることや自ら営利企業を営むこと（兼業）が原則として禁止されています（国家公務員法第103条）。コミケでの同人誌の頒布がこの「兼業」にあたる可能性があるため、大臣政務官である期間中は、誤解を招かないためにも参加を自粛しているというのが実情です。

つまり、欠席理由は漫画家としての活動意欲の低下や引退ではなく、公職者としての立場上の制約によるものなのです。これは、表現の自由を守るという目的のために政治家になった赤松先生が、ルールを遵守する姿勢を示しているとも言えます。

UQ HOLDER!完結後の漫画の新作は？

引退説を裏付けるもう一つの要素として、2022年2月に『UQ HOLDER!』が完結して以来、漫画の新作が発表されていないことが挙げられます。長年、常に何かしらの作品を連載してきた赤松先生だけに、新作がない期間が続いていることに不安を感じるファンも少なくありません。

しかし、前述の通り、赤松先生は現在、参議院議員、さらには大臣政務官という非常に多忙な役職に就いています。言ってしまえば、今は漫画の新作を描くための時間を物理的に確保するのが難しい状況だと推測されます。

赤松先生自身は、漫画家を引退するとは一度も公言していません。政治家としての任期や活動が一段落した際には、再び新たな作品で私たちを楽しませてくれる可能性は十分に残されています。

Jコミ設立と漫画図書館の功績

赤松先生の功績として、政治活動以前から高く評価されているのが「Jコミ」（現：マンガ図書館Z）の設立です。これは、絶版になった漫画を作者の許諾のもと、広告付きの電子書籍として無料で配信する画期的なプラットフォームでした。

この取り組みの背景には、絶版作品が中古市場で売買されても作者には利益が還元されない問題や、海外での違法なスキャンレーション（Scanlation）が横行している状況がありました。
Jコミは、そのような状況でも作者が正当な収益を得られる仕組みを構築し、多くのクリエイターと読者から支持されました。