こんにちは、バザリア編集長です。
森七菜さんの『スマイル』を聴いて、「もともと誰の曲?」「何かの主題歌だった?」「なぜ森七菜さんが歌っているの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
明るく親しみやすい歌声が印象的なので、森七菜さんのオリジナル曲だと思っていた方もいるかもしれませんね。
結論から言うと、森七菜さんの『スマイル』は、ホフディランが1996年に発表した曲のカバーです。森七菜さんが出演したオロナミンCのCMで歌ったことをきっかけに注目され、その後フルバージョンが配信されました。
この記事では、原曲を歌った人やカバーの経緯、CMとの関係、歌詞から受け取れるメッセージまで、初めて知る方にもわかりやすくお伝えします。
- 『スマイル』の原曲を歌ったアーティスト
- 森七菜がカバーしたきっかけ
- オロナミンCのCMとの関係
- 歌詞から読み取れるメッセージ
スマイルの原曲は誰の曲
まずは、『スマイル』がもともと誰の曲なのか、森七菜さんの歌とどのような関係があるのかを見ていきましょう。
原曲はホフディラン
『スマイル』の原曲を歌っているのは、ホフディランです。ワタナベイビーさんと小宮山雄飛さんによる音楽ユニットで、この曲は1996年に発売されました。
『スマイル』はホフディランのメジャーデビュー曲です。作詞・作曲者として表記されている渡辺慎さんは、ワタナベイビーさんの本名。つまり、ホフディラン自身から生まれた楽曲ということになります。
原曲を歌った人:ホフディラン
発表年:1996年
作詞・作曲:渡辺慎
森七菜さんが歌うバージョンは新しく書き下ろされた別の曲ではなく、ホフディランの『スマイル』を正式にカバーした音源です。
森七菜のオリジナル曲ではない
森七菜さんの歌声で初めて曲を知った方には、本人の持ち歌のように聞こえたかもしれません。実際、CMやミュージックビデオでは、森七菜さんの明るい雰囲気と曲の世界が自然になじんでいます。
しかし、メロディーと歌詞は原曲を受け継いでいます。森七菜さんの歌唱によって新たな表情が加わったカバーバージョン、と考えるとわかりやすいでしょう。
『スマイル』には、ホフディランの原曲と森七菜さんのカバーという二つの主な音源があります。聴き比べると、同じ曲でも歌い手によって受ける印象が変わるのがおもしろいですよ。
森七菜がカバーした理由
森七菜さんがこの曲を歌うことになった出発点は、音楽作品の制作ではなくテレビCMでした。CMでの歌唱から配信へ進んだ経緯をたどります。
きっかけはオロナミンC
森七菜さんは、2020年に放送された大塚製薬「オロナミンC」のCMへ出演し、その中で『スマイル』を歌いました。
ホフディラン公式サイトでは、同曲をBGMに使ったCMが2020年3月に公開され、森七菜さんが歌唱を担当したことが案内されています。
CMでは、森七菜さんが演じる高校生の姿と、失敗や不安があっても前を向こうとする曲の雰囲気が重なりました。飾りすぎない歌声も耳に残り、「この曲は何?」と注目を集めるきっかけになったのです。
なお、森七菜さんの『スマイル』はドラマや映画の主題歌ではなく、オロナミンCのCMソングとして知られた曲です。「何の主題歌?」と探していた方は、ここを押さえておきましょう。
反響からフル版が生まれた
CMで歌われた『スマイル』は、親しみやすい歌詞と曲調によって話題になりました。森七菜さんも、周囲に思わず口ずさんでいる人が多かったと、当時のコメントで振り返っています。
そこで、CMだけの歌唱で終わらず、フルバージョンとして新たに制作されました。2020年7月19日に配信限定で発売され、CMより長く森七菜さんの歌を楽しめるようになったわけです。
しかも、制作には原曲を歌うホフディランがプロデューサーとして参加しました。単に人気曲を借りて歌ったのではなく、原曲側のアーティストと一緒に作られた公式カバーです。

◆バザリア編集長のワンポイント解説
森七菜さんが先に配信用の曲を出し、それがCMに使われたのではありません。最初にCMで歌い、その反響を経てフルバージョンが配信された、という順番ですよ。
原曲との違いは歌声にある
歌詞やメロディーの土台は共通していますが、二つの音源から受ける印象は同じではありません。歌い方に注目すると、それぞれの魅力が見えてきます。
森七菜版は素直で軽やか
森七菜さんのバージョンは、澄んだ声と飾らない歌い方が特徴です。明るさの中に少し不器用な感じもあり、そっと励ますというより、一緒に笑おうと手を引いてくれるように聞こえます。
CMで高校生役を演じた姿ともよく合い、若々しさや日常感が前に出ました。そのため、1996年の曲だと知らず、2020年に生まれた新曲だと思った方がいても不思議ではありません。
一方、ホフディランの原曲には、のびやかさだけでなく独特のゆるさがあります。軽快なのに少し引っかかりが残る歌い方で、笑顔を求める言葉をそのまま受け取るべきか、立ち止まって考えたくなる余白も感じられます。
本家が制作に参加している
森七菜版の制作をホフディラン自身が手がけた点は、このカバーを知るうえで大切です。
ソニーミュージックの公式発表でも、ホフディランをプロデューサーに迎えてカバーしたことが明記されています。原曲の持ち味を残しながら、森七菜さんの声に合う形へ仕上げられました。
森七菜さんの初フルアルバム『アルバム』にも『スマイル』が収録されています。CDの仕様や現在の販売状況は、ソニーミュージックや各販売店の公式サイトをご確認ください。
スマイルの歌詞が伝える意味
『スマイル』は笑顔を勧める明るい歌に聞こえますが、歌詞を追うと、ただ楽観的なだけではないことに気づきます。歌詞全文は転載せず、そこから受け取れる意味を考えてみましょう。
つらいときも笑顔を忘れない
曲の中心にあるのは、思いどおりにいかないことが起きても、笑顔でいてほしいという呼びかけです。完璧な人間はいないのだから、失敗や欠点を必要以上に抱え込まなくてもいい。そんな励ましとして受け取れます。
笑顔ですべての問題が消えるわけではありません。それでも、深刻な表情のまま動けなくなるより、いったん顔を上げて外へ出てみる。その小さな行動が、気持ちを切り替えるきっかけになるというメッセージでしょう。
森七菜さんはこの曲について、歌っている自分も励まされるようだとコメントしています。明るく歌う姿が曲の内容と重なったからこそ、多くの人に自然と届いたのかなと思います。
笑顔を求める言葉の見え方
ただし、歌詞の一部には「いつでも笑っていなければならない」と迫られているように感じる表現もあります。落ち込んでいるときに聴けば、素直に励まされる人もいれば、無理に笑う必要はないと感じる人もいるでしょう。
これは受け取り方が分かれるところです。曲中の「笑顔」を、感情を隠すための仮面と見るのか、それとも次の一歩へ進むための合図と見るのか。聴く人の状況によって印象は変わります。
私は、悲しみを否定する歌というより、完璧でない自分を受け入れて、もう一度日常へ戻ろうとする歌として聴くと、しっくりきます。あなたには、どんな言葉として届くでしょうか。
この記事で紹介した歌詞の意味は、楽曲から受け取れる一つの解釈です。作者による唯一の正解を示すものではありません。歌詞の正確な表記は、権利者から許可を得て掲載している歌詞サービスや公式の歌詞カードをご確認ください。
スマイルに関するよくある質問
原曲やCM、主題歌との違いなど、森七菜さんの『スマイル』について疑問になりやすい点へ簡潔に回答します。
森七菜のスマイルに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 森七菜の『スマイル』は何の曲ですか?
A. 森七菜さんが出演した大塚製薬「オロナミンC」のCMで使われた曲です。CMでの歌唱が話題になり、2020年7月にフルバージョンが配信されました。
Q2. 『スマイル』の原曲は誰が歌っていますか?
A. 原曲を歌っているのはホフディランです。1996年に発表されたホフディランのメジャーデビュー曲で、作詞・作曲は渡辺慎さんが担当しています。
Q3. 森七菜はなぜ『スマイル』をカバーしたのですか?
A. オロナミンCのCMで同曲を歌ったことがきっかけです。CM歌唱への反響を経て、原曲のホフディランをプロデューサーに迎えたフルバージョンが制作されました。
Q4. 『スマイル』はドラマや映画の主題歌ですか?
A. 森七菜さんのカバーは、ドラマや映画の主題歌ではありません。オロナミンCのCMソングとして使われ、広く知られるようになりました。
Q5. 森七菜の『スマイル』はCDで聴けますか?
A. 配信音源のほか、森七菜さんの初フルアルバム『アルバム』にも収録されています。購入前には収録曲や商品形態、在庫などの正確な情報を公式サイトで確認し、必要に応じて販売店へご相談ください。
森七菜のスマイルまとめ
森七菜さんの『スマイル』について、記事の要点をまとめます。
- 原曲はホフディランが1996年に発表した楽曲
- 作詞と作曲は渡辺慎が担当
- 森七菜がオロナミンCのCMで歌ったことがきっかけ
- CMで注目されてフルバージョンが配信された
- カバー版の制作にはホフディラン自身が参加
- ドラマや映画の主題歌ではなくCMソング
- 歌詞には不完全な自分を受け入れて前へ進む励ましが感じられる
森七菜さんの『スマイル』は、長く親しまれてきたホフディランの曲に、みずみずしい歌声で新たな魅力を加えたカバーです。
森七菜版を気に入った方は、原曲も聴き比べてみてください。同じ言葉とメロディーなのに、違った景色が見えてくるかもしれませんよ。

